ミニ四駆 対戦マッチング問題と新対戦方式の提案

2022/11/21

イベント 雑記 初心者

t f B! P L

大変堅苦しいタイトルにしたのですが長年悩んできた問題の解決方法をようやくみつけたのでぜひ最後まで読んでほしいです。

※ミニ四駆の草レースの話です

格差マッチ

対戦ゲームでは当たり前のように行われてる、同じくらいの腕前の人とマッチングする仕組み(ランクマッチ等)がミニ四駆にはありません。そのため初心者と上級者の対戦、いわゆる“格差マッチ”が恒常的に発生しています。

“格差マッチ”がなぜ問題かというのは多くを語らずとも理解していただけると思いますが、端的に言うと

・実力差がありすぎて初心者はまったく勝てない

・一方的なレースになり観ているほうもつまらない


同じくらいの相手と競り合って勝った負けたをやりたいというのは全レーサーの思うところではないでしょうか。

格差マッチは昔から存在していて、個人的にもどうにかしたいと思ってはいましたが、草レースでは全く対策がなされていないのが現状です。

公式大会のクラス分け

タミヤ公式大会では“クラス分け”という方法で格差マッチを対策しています。トライアル・オープン・チャンピオンズと3クラスがあり、初心者はトライアル、中・上級者はオープン、オープンで勝った人はチャンピオンズと分かれています。

公式大会のように大人数の参加者をさばくにはこれくらいわかりやすくランク分けするのが適しているのでしょうが、分け方がおおざっぱすぎて同クラス内での実力差が大きく、そもそもトライアルとオープンは自己申告でクラスを選べます。十分に格差マッチを対策できてはいませんが無策ではないというのがタミヤ公式大会です。

では公式大会のような“クラス分け”を草レースでもやればいいのではないかと思うのですがなかなか難しいです。まず草レースは参加人数が10~40人と少ないので分けるほど人がいないという問題があります。

そもそもどうやってクラスを分けるかという問題もあります。何を基準にすればいいのでしょうか。優勝回数や経験年数?考えれば考えるほどミニ四駆において個人の力量を測る“レーティング”というものがないことを改めて知らされます。

とまあ、「草レースの格差マッチどうにかしたいけどなかなか対策難しいよね」というのがこれまででした。

新対戦方式「まめ模型式トーナメント」

そうはいってもやっぱり格差マッチをどうにかしたいので自分で新しい方法を考えることにしました。目標は次の3つ

目標
①格差マッチをなくす
②集まった中で1位を決める
③なるべく実力通りの結果

①は今回の最優先目標です。②は草レースに参加してくれた方全員に優勝のチャンスがあるようにしたいということです。③は私の好みです。ミニ四駆って他の競技に比べ実力通りの結果になりにくいので対戦方法で工夫できたらと思いました。

自分で作るといってもゼロから考えるのは難しいので先人の知恵を借りることにしました。参考にしたのは「マクマホン式トーナメント」という囲碁やチェスの試合で使われているものです。

wikipedia「マクマホン式トーナメント」

似たようなもので「スイス式トーナメント」というものがありますが、このマクマホン式が優れているのは極端に実力差がある対戦=格差マッチを避けられることです。
これをミニ四駆用へ落とし込んであげたのが今回提案する「まめ模型式トーナメント」です。

まめ模型式トーナメント概要

①タイムアタックにより選手にレーティングを行い、点数をつける(上位から3~0点をつける)

②各選手は同じ、または点数の近い選手と対戦する。勝利した場合は2点、負けた場合は0点

③最終戦が終わった後、合計得点に順位をつける。同点の場合はタイムアタックの結果により順位決定

④場合によって上位数名でタイブレーク(決勝トーナメントなど)

マクマホン式の初期レーティングをタイムアタックで代用したものです。大会の時などみなさん自分や相手のタイム計測してそのレースでの力量を確認していますよね。それならもうタイムアタックしてレーティングしちゃおうということです。

この方式のメリットデメリットを挙げると

メリット

・格差マッチが発生しない
・各選手の走行回数の差が小さい
・全員の持ちタイムが分かるので観戦しやすい

デメリット

・大人数だと時間がかかる
・運営が大変


一番の大目標「格差マッチ」が発生しない仕組みを作ることが出来ました。それに加え各選手の走行回数が基本的に揃うので公平感があり、また全員の持ちタイムが分かるので観戦時にあの選手はトップタイムの選手だ!この選手とこの選手は拮抗しているなどワクワクしながら観れます(スカウターや懸賞金、超人強度の仕組み)。

デメリットとしては人数のわりに時間がかかることです。タイムアタックは一人ずつ走るので処理速度が2~3倍になります。30人くらいが限度かなと思います。
あとは運営がとても大変です。タイムや点数の集計、マッチングを行わなければならず一人は運営に専念する人がいないと成り立たなそうです。

実際にやってみた

このままでは机上の空論なので、近所のサーキット協力のもとレースをやってみました。運営が大変という欠点は私一人を犠牲にクリアしましたwww
定員は12名で事前エントリーにしました。初回ということもあり、まずは少人数で開催です。

大会の詳細





大会結果

やってみた感想

初開催でしたので参加者はルールを把握するのに大変そうでしたが、大会中盤からは割と盛り上がっていました。

時間としてはレースだけで2時間を予定していましたがかなり余裕ありました。今回12名でしたので20名くらいまでなら2時間、30名なら3時間くらいだと思います。

格差マッチが発生するのか観察してましたがタイムアタックでレーティングしているのでほぼ毎レース拮抗して観ている分には面白かったです。その分選手は緊張してましたがwww
とりあえず格差マッチを発生させない仕組みとしてはうまく機能しているように思えました。

あとは相手の持ちタイムが分かる仕組みなので普通の対戦より戦略性が増すかなと。



細かい配点やルール調整はもうちょっと必要ですが、概ね「まめ模型式トーナメント」はいけると思います。


「まめ模型式トーナメント」お試しあれ


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