【雑記】COに不思議のCOなし

「練習では1回もCOしてないのに本番でCOした」
「イレギュラーだ。あんな挙動は100回に1回」

レースでCOしたときに言いたくなるセリフですｗｗｗ


練習でうまくいっていたのに本番ではダメなんてことしょっちゅうあります。

しかしそのCOはたんなる偶然でしょうか？ただのDBでも何レースもすればCOしてしまうかも？？？


今回は数字を使って完走することの難しさを考えていきます。

１大会でDB何回とぶの？

そもそもマシンは1大会で何回DB（立体セクション）をとんでいるのでしょうか？
一般的な３レーンの大会を想定します。よくある次のような条件で考えてみましょう。

＜条件＞
・コースレイアウトはDBが３つ
・予選３回
・決勝Tは準々決勝、準決勝、決勝の３レース

まずDBが３つなので、１レースで計９回DBを飛ぶことになります。

優勝を狙うとなると、予選・決勝Tの計6レースを走り切らなければなりません。

では１大会で何回DBを成功させなきゃならんのかというと

９×６＝54回　です。

54回DBをとんでCOしないと考えるとけっこう難しそうですよね・・・加えて大会なので速度もそれなりに攻めていますし


確率で考えるとより難しさがわかると思います。

例えば１００回に１回DBでCOするマシン（成功率99％）がDBを54回とんで完走する確率は0.99の54乗で約58%！！ 

以下DB成功率ごとの完走率をまとめておきます。


＜ DBの成功率と54回とんだ場合の完走率＞
 

成功率	完走率
99%	58%
98%	34%
97%	19%
96%	11%
95%	6%
94%	4%
93%	2%
92%	1%
91%	1%
90%	0%

 DB成功率が95％以下になると完走率は10％切っちゃいますねｗｗｗ90％はほぼ0です。
予選から決勝まで（54回）走り切ることを目指すなら、DB成功率はほぼ100％じゃないとダメです。
すくなくとも、着地に余裕がある速度なら絶対にCOしないマシンでないと大会で勝つのは非常に難しいですね(´･ω･｀)




百回に一回あるかないかの挙動を偶然ととらえず、しっかり対策していくのが 大事なのかもしれません(めんどい