最近は日記ばかりなのでたまにはコラム的な記事を書いてみました。
今回のテーマは「速度調整」
●立体レースは速度調整の勝負
よく「立体は速度調整」と言われます。現在のレギュレーションではハイパワーモーターを使えるので、誰でも簡単にそのコースの上限速度に達することが可能です。なので、立体レースはコースに合わせてマシンの速度を調整が必要となり、それが勝敗を大きく分けます。
(何年かミニ四駆やってますが、立体でその人が出せる最高速度の差で勝敗が決まるレースは稀)
では実際どのくらいの速度でレースしているのか確認してみましょう!
私の過去記事からスピードチェッカーで速度測定していた13レース分のデータをまとめてみました。10レースで優勝していたので、私が極端に遅かったということはないはず。(サンプル数が少ないけど許してwww)
期間2017.8.6~2018.3.31 13レース
平均速度 29km/h
MAX 40km/h
MIN 22km/h
レースでのチェッカー速度の度数分布
割と遅いですねwww
平均値は29km/hですが、70%以上のレースで30km/h以下です。自分のマシンだとMAX50km/hくらいなので、そのことを考えるとかなり低い速度域で多くのレースを勝負していることがわかります。
ちなみに駆動系を基本チューンしたマシン(超速+26mmタイヤ)に開けポンPDで速度チェックしたら38km/hでした。このことから、初心者であっても速度が足りないってことはほとんどなさそうです。
38km/hでした— まめ (@mamennma) 2018年2月19日
これで速度足りないレイアウトもたまにあるので、初心者にPD入れれば速度はなんとかなるという説明は少し苦しい
とはいえだいたいのレイアウトはカバーできるはず pic.twitter.com/jRcvQC8eJX
●速度調整 3つの要素
速度調整は立体レースにおいて勝敗を左右する重要な技術です。速度調整の要素としてレンジ・分解能・再現性の3つがあります。
・レンジ
出せる速度のMAXとMINの差
上にも書きましたが、レンジの差によって勝負が決まることは稀です。40km/hくらい出せれば大丈夫だと思います。
・分解能
調整できる速度の最小単位
5km/h刻みなのか1km/h刻みなのか、出せない速度域(空白域)がないか
・再現性
同じ速度を何回も再現できるか
モーター、電池は消耗品で1レースごとに状態は変わります。同じ速度を出し続け、ターゲットタイムを出し続けることが求められます。
要するに狙った速度を、毎回出し続けられるというのが「速度調整」なんですwww
書いてみると当たり前ですが、やるのは結構むずかしいしめんどくさいです。電池+モーター+ギヤ+タイヤ径をうまく組み合わせて狙った速度を出せるように練習しましょう。
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