水四駆 2019シーズン車両変遷

2019/09/28

改造

t f B! P L



2019年水四駆も残すところあと1戦となりました。

昨年から熱心に水四駆やっているですが、2018年末には水四駆はすでにセッティング煮詰まっている雰囲気でした。
しかし2019シーズンがはじまってみるといろんな技術革新があったり新機軸の可能性が見えたりとまだまだ水四駆は深いなーとwww

この記事では今シーズンのマイ水四駆を振り返りつつ、セッティングのトレンドなどを抑えていきたいと思います。



6/22 MIX 水四駆第1戦  優勝

テーマ「ヘビー&高トルク」

●スペック

シャーシ S2
モーター トルク2
ギヤ比 5:1
タイヤ径 32mm
車重  210g(電池抜き)
チェッカー 22km/h

とにかく重くしてその分高トルクでぐいぐい水中走れば速いんじゃね?というコンセプトでマシン作りました。水四駆としては割りと王道。
昨シーズンの反省を生かし、ミニ四駆公式レギュレーション内で作成。ボディは土屋博士を信じてスーパーアバンテを選択。

ポイント① タイヤ

タイヤは去年のタミヤ箱の経験から大径をゆっくり回したほうがグリップしやすいのではという仮説から大径ローハイホイール+黒スポンジを選択しました。ホイールにはナットをパテと一緒に盛り大幅に重量を増やしました。

ポイント② ボディ、ウイング

幼き頃にダウンフォースの洗礼を受けた年代なので、水中こそダウンフォース効くやろと前後にウイング装着。ボディはコクピットやサイドダクトから後方へ水が抜けるようにしました。

所感

 優勝こそしたものの、遅れて本戦には出場できなかった五味選手とレースしたら圧倒的敗北でした(´;ω;`)

ヘビー&高トルクというコンセプトでしたが、重くする→トルク上げる→重くする→トルク上げる・・・と重量とトルクのイタチごっこになってしまい、最終的にめちゃくちゃ重く燃費悪いマシンになってしまいました。重いと陸がめちゃ遅いです。
 
あとウイングは前面投影面積増えるくらいなら無いほうがいい。デジタルコーナーの前にはウイングは無力でした。


8/25 MIX 水四駆第2戦 優勝

テーマ「軽量&低トルク」

●スペック

シャーシ S2
モーター アトミ2
ギヤ比 4.2:1
タイヤ径 32mm
車重  180g(電池抜き)
チェッカー 30km/h

前回重量を増やす路線には限界があると感じ、今度は軽量化し陸上走行速度アップを狙い
ました。軽量化すれば当然水中でタイヤが空転しやすくなりますので、なにかしら工夫が
必要です。空転防止のためにタイヤ形状の検討とギヤ比の見直しを行いました。
また前回みられた水への進入時にフロントが浮いてしまう問題も解決しなければなりませ
んでした。

ポイント①タイヤの溝切り

タイヤ空転防止のため、タイヤ自体のグリップをあげようと考えました。材質はスポンジ
タイヤのまま進行方向に直交する方向へ溝を入れてみると空転しにくくなりました。

ポイント②フロントヘビー

フクシマヤさんの結果を受け、フロントヘビーにすれば水への進入時にフロントが浮いて
しまう問題が解決するのではと考えました。フロントにマスダンを集中させ頭から沈めま
す。

所感

結果からいくと軽量化路線は大成功でした。陸上での大幅な速度アップに加え、マスダンやウイングをはずしたことによる前面投影面積の減少により水中での速度も微増しました。フロントヘビーにした効果もあり、水中への侵入がスムーズになりました💮




9/29 MIX 水四駆第3戦 ???


テーマ「軽量&全面投影面積少」

●スペック

シャーシ MA
モーター トルクプロ2
ギヤ比 4:1
タイヤ径 28mm
車重  138g(電池抜き)
チェッカー 21km/h

ポセイドンを倒すためさらなる速度アップを目指しました。軽量化路線に一定の成功をおさめたので基本はこのままさらに軽量化を進めます。
軽量化すると当然水中で空転しやすくなるので、車重を減らしてもタイヤへの荷重を減らさない工夫が必要です。さらにタイヤ自体のグリップアップも必要です。


2018シーズンマシン「タミヤ箱」

軽いといえば昨シーズン水四駆の「タミヤ箱」。電池抜きで100g切っています。しかしこいつには欠点があってコミカルミニ四駆の駆動系を使用したため速度が足らず、また駆動伝達にラダーチェーンを使ったのでコミカルの駆動以上の速度に耐えられませんでした。

今回は「タミヤ箱」の正統進化をめざしました。駆動系はMAシャーシを使用し、無理な動力伝達はせず電池のみ水上に配置します。

ポイント①水上電池ボックス

電池を水上へ配置することにより浮力でロスすることなくタイヤへ荷重をかけられます。意外と電池の比重は低くだいたい3ぐらい。単三電池2本だと浮力は14,5gになるので結構効果あります。
またMAから電池部分を除くと細くなり、前面投影面積を減らす効果もあります。
細い

ポイント②ナロースポンジタイヤ

タイヤもできるだけ細くして水の抵抗を減らしました。溝切もしてます。
スポンジタイヤを細く、そして細かく溝いれたらだいぶヨレやすくなって心配でしたが、なぜがグリップ強くなって結果オーライです。

所感

ネタとしては昨年自分ですでにやったものなのであまり新規性はないです。昨年末から構想はありましたが工作難易度が高くなかなか手がつきませんでした。軸受けの位置だしとか面倒なんですよwww

お風呂場実験では過去最高の加速をしているのでかなり期待。不安は重心が高いので陸上で吹っ飛びそうなところ。あと軽いので並走時に波に負けないか心配













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