中華製の激安充電器を買いました。買った理由は見た目が高級充電器「icharger」にそっくりだったからwww
これはもしや激安でichargerがゲットできたのでは?早速レビューしてみました。
ミニ四駆用途、ニッケル水素モードのレビューとなります
このページではテキストでも内容をご紹介していますが、動画でもご紹介していますのでお時間ある方はぜひご覧ください。
スペック
対応電源電圧:DC9~40V
充電電流 : 0.1 ~ 5A
放電電流 : 0.1 ~ 30A
大きさ:98mm x 65mm x 40mm
重さ:B-21 200g, B-52 C130 X37B 250g
接続端子:xt60
軽量コンパクトなマルチチャージャーですがとても高スペック。ichargerのX6やX8とそっくりですwww
まずがっかりしたのが ichargerX6にあったなんでもありのuserモードがないこと。ichargerX6でできたCCCV充電や6セルバランス絞り放電みたいなことはできません。
ややこしいのがモデルが4つあります。違いは主に充電時のW数ですがミニ四駆用途だと下位モデルのB-21で十分だと思います。(発送ミスでなぜかX37Bが届いたのですがB21とほぼ変わらないのでまあいいかとwww)
電源ですが9~40Vと対応電圧が広いです。適当な電源つなげれば動きます。電源ケーブルは付属していないのでXT60コネクタケーブルが別途必要です。
充電
充電電流 : 0.1 ~ 5A
デルタピーク設定:1~20mV
充電モード:ノーマル(リニアじゃない) / リフレックス(パルス充電
電圧表示桁はichargerと一緒で0.001Vです。電圧の校正もできるので精度に関しては問題なさそうです。
この充電器の最大の特徴はデルタピーク設定です。めちゃくちゃ癖が強いwww
普通デルタピーク設定は3~5mV/cellくらいです。ichargerx6だと2mVからでも誤検知なく充電できるんですが、このPWMWAVEで同じような設定で充電すると間違いなく誤検知で途中終了くらいます。
いろいろ試してみるとネオチャンプ二本充電だと15mVの設定で誤検知なく充電完了できました。普通の充電器とかなりズレてますwww
しかし使えないかというとそうではなく、他の充電器とズレてるだけです(たぶん)。割と細かく調整できて14mVくらいだとほとんど発熱なくいわゆるゼロピークみたいな充電ができたり、16mVならしっかり熱入れた充電もできます(私の場合)。この辺は自分の電池で試してみて感覚つかむしかないですね。その辺を理解できれば全然使える(はず)。
デルタピーク15mVでの充電終了後の温度
放電
放電電流 : 0.1 ~ 30A
カット電圧設定:0.1~25.0V(0.01V刻み)
電流絞り設定:10~100% (10%刻み)
これまたニッケル水素モードについてレビューします。
電圧測定精度がいいのは充電と同じです。カット電圧と電流値を設定すれば放電できます。注目すべきはカット電圧の幅の広さと細かさ。なんと0.01V刻みで設定できます。
そのうえいわゆる絞り放電もできます。指定した電圧まで放電後、その電圧を維持したまま電流値を絞っていきます。
ようするに立体レースでの電圧調整にめちゃくちゃ向いてるんですよ !
icharger x6でも同じことできるんですが、ニッケル水素モードだと0.1V単位でしか設定できずにuserモード使ってどうにかやるしかないです。しかもichargerは設定するのがかなり面倒なので単純に「ニッケル水素の電圧調整の放電」ならPWMWAVEのほうに分があるかも?
モーター慣らし
パワーモードをつかうと一定電圧の出力が可能です。モーター慣らしも一応できます。プログラム組むとかはできない。
サンダーとの比較
価格帯の同じサンダー(リアクター等)と比較します。
充電 サンダー ≧ PWMWAVE
PWMWAVEは癖をつかめばサンダーと同等だが、癖が強いのでサンダーのほうが使いやすい
放電 サンダー < PWMWAVE
どちらも絞り放電が可能だがカット電圧を0.01V単位で設定できる分PWMWAVEの勝ち
サイクル サンダー > PWMWAVE
PWMWAVEにはニッケル水素にサイクルモードはありません!なんでないんだ
とまあ、完全にどちらかが有利ということはありません。得意なところが違うので手持ちの充電器を補完するほうを買ったらいいんじゃないかな?
レース現場での使用なら・・・PWMWAVE
自宅での使用なら・・・サンダー
立体レース現場での電圧調整ならPWMWAVEが有利
自宅で電池育成とかに使いたいならサイクルできるサンダー有利まとめ
購入
一応Amazonでも販売されてるんですがbanggoodが最安です。
価格はなんと5~6千円 !めちゃ安い
Banggood:https://www.banggood.com/
AntKay PWMWAVE B21 750W 30A 1-6SLipoバッテリー用DCバッテリーバランス充電器
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返信削除レビュー、動画編集お疲れ様です、大変勉強になりました。goaldernのf4 f6 f8(まめ模型さん曰くこちらも戦闘機ネーム(笑))を行くのかと思いましたらpwmwave購入されたんですね(^^)d
返信削除goaldernは本家i-charger x6 x8 s6 s8とスペック微妙にズラしてパクりとは言われない言い訳している感じでしょうか(笑)
ミニ四駆にはオーバースペックですしユーザーモードが確かないと噂で聞きましたが、流石に2社共に308 406 4010のduoは未だリリースないですね、i-charger 106bが2010年頃リリースだったかと記憶していますが、アトランティス、カワダ、ホビーネットやターニジー、チャースーン、hotaからコピーが出て最後メーカー無名のヘマタイトが本家リリースから約10年後まで発売されている事を考えると、x6は確か2018年くらいですからコピー2社が今年揃って登場するのは今回は案外早かったかもしれませんよね、リポ業界だと4010ユーザーが多いのも他社にはないハイワットとスペックだからか評価が高いのも頷けますね。話が横道にそれまして申し訳御座いません。ユーザーモードがあれば即決したいと気になっておりましたが、実装されていないとの事で本家との価格差で仕方がないかなとは思いました、ただ大電流での放電やリデュース(絞り、縮小放電)機能があるだけでも昨今はハイスペック放電器が新作で出る時代ではないので、そこだけ見ても6000円台なら買いかなと個人的には感じました。まめ模型さんの実践的充電器レビュー非常に助かります、いつも楽しみにしております、お体に気をつけて活動頑張ってください、長文大変失礼致しました。
コメントありがとうございます。goaldernのものは知らなかったです。軍用機ネームなのはそういうことなんですねwww
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