「キャッチャー東北」についてまとめました。
<開発経緯>
2014年4月
・スプリンググランプリで東北ダンパーを装備したマシンが入賞したことをうけ、JC用に東北ダンパー車の構想を練る
・直カーボン節約のため、東北ダンパーのアーム部に別素材を検討。関東で見たことがあった「スポンジマスダン」を試験
2014年5月
・「スポンジマスダン」の欠点を補うため新素材「ミニ四キャッチャー」をアーム部に使う。「キャッチャーダンパー」と呼称
・すごいものができたと身内に見せるも「キャッチャーダンパー全く流行らない
・店舗レース等で「キャッチャーダンパー」を試験的に投入。調整を行う
2014年6月
・JC東京1に「キャッチャーダンパー」を投入。準決勝で散る
2014年10月
・「キャッチャーダンパー」から「キャッチャー東北」に名称変更(もにょべ氏命名)
2014年㋅~11月キャッチャーダンパーの戦績
店舗大会:入賞10回(11大会参加)
公式大会:準決勝進出(JC東京1)
<走行動画>
・JC東京1
午前中は雨のため完走狙いでノーマルモーター。チケットで2次予選参加してます。
・着地スロー
着地と同時に素早く跳ね上がります
<作り方>
●材料
・ミニ四キャッチャー
・スクウェアマスダン(重さはお好みです)
●作り方
・ミニ四キャッチャーを台形に切ります。
・シャーシのリアステーの穴とマスダンの穴に合わせて穴をあけます
・マスダンをビス止めしたら完成
※キャッチャーの切り方で固さが変わるのでいろいろ調整しましょう
※マスダンは重すぎると振り回されるので、普段より軽めがおすすめです。軽くても十分効果あります。
<キャッチャー東北のいいところ>
●重量対効果が東北ダンパーより高い
・可動域の大きさ
・キャッチャーのしなりによる叩くタイミングのズレ等
●加工がしやすい(ハサミで切れます)
●固さがちょうどいい
・スポンジだとやわらかすぎて少し補強がいる
●低コスト
・キャッチャー一個から複数取れる
●耐久性が高い
・半年で千切れた等の走行中のトラブルなし
●汎用性が高い
・テンプレ車に無理なく採用可能
●デザイン性
・アームの切り方やシールによりドレスアップ可能
未確認
●DBで頭が下がるというウワサ?(別の要因も考えられるため要検証)
<キャッチャー東北の悪いところ>
●コーナー直後のスロープでねじれて姿勢を崩す場合がある
・アームが細くやわらかすぎると遠心力に負けます。ほどよい固さを見つけましょう
●ピッタリなマスダンがない
・形はスクウェアがピッタリですが、重すぎます。私はスクウェアを肉抜きしたものやセッティングウエイトを使用しています。
じわじわと流行り始めている感のあるキャッチャー東北。テンプレセッティングの仲間入りなるか??
0 件のコメント:
コメントを投稿